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症  状
(下記項目をクリックしてください)
◆外傷(切り傷、擦り傷など)
◆熱傷(やけど)
◆陥入爪(巻き爪)
◆粉瘤(皮膚のおでき)、
     そのほか皮下腫瘍
◆鼠径ヘルニア(脱腸)、
     臍ヘルニア(デベソ)
◆肛門のトラブル
 
 
◆外傷(切り傷、擦り傷など)
・転んで擦りむいてしまった,
・包丁で指を切った,
・スライサーで削いでしまった,
・トゲがささった,
・動物や蜂などに咬まれた(刺された)    等
病院を受診するか迷うこともありますが,後で心配するより受診し診断した上で適切な処置を行う方が結果的に早く治ることが多いです.当院では明らかな骨折や臓器損傷などのない外傷であれば対応できます.
 
 
◆熱傷
やけどは皮膚からどれくらい深い層までダメージが及んでいるかによって重症度が異なります. またやけどを負った場所でも重症度が異なります.重症なやけどは対応できませんが,四肢や体幹のある程度のやけどであれば対応できます.ご相談ください.
 
 
◆陥入爪(巻き爪)
軽度のものはテープで陥入を抑え,重度で周りの皮膚から膿が出たり,肉(不良肉芽)が盛り上がってしまった場合は切除します.爪を一部切除する必要がある場合もあります.
 
 
◆粉瘤(皮膚のおでき)、そのほか皮下腫瘍
局所麻酔で切除できる大きさであれば対応します.場合により病理検査を行います.(外部へ委託)
粉瘤は時々赤く腫れて膿や臭い液がでたりします.そのような時は抗生剤で鎮静化させたり,切開排膿をすることもあります.
 
 
◆鼠径ヘルニア(脱腸)、臍ヘルニア(デベソ)
治療には手術が必要ですが,ヘルニアの手術は当院ではできませんので,診断した後は専門の医療機関へ紹介することになります.
鼠径ヘルニアや臍ヘルニアは稀に嵌頓する(脱出したものが戻らなくなって緊急事態となる)ことがあります.早い段階で嵌頓を整復できれば,その日の緊急手術を避けることができる場合があります.ご自身で整復できない場合は早めにご連絡ください.
 
 
◆肛門のトラブル
いわゆる「ぢ」は医学的にはいくつかの疾患を含んだ言葉で,それぞれの疾患に対して適している治療法があります.
いぼ痔や切れ痔は軟膏で対応したり,注射による硬化療法を行ったりします.切除手術が必要と判断した場合は,より大きな医療機関に紹介することもあります.
あな痔は手術が唯一の治療法であるため,専門の医療機関に紹介します.
ご自身では「ぢ」と思っていても実際診察すると異なった疾患であることが多いため,何か症状がある場合は一度ご相談ください.